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研究室について

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松田研究室について

はじめに

松田研究室は2015年設立の研究室です。松田准教授と大学院生・学部生全員が力を結集して、材料科学と材料工学の研究を遂行しています。普段の研究から、学生自らが考えて、研究立案・実行・考察・検証など生涯にわたり役立つ力を身につけられるように指導しています。

研究の指向性

松田研では、以下の領域における研究を進めることで材料科学と技術、知見の構築を指向しています。

電子機能性セラミックス単結晶薄膜ナノ材料合成 レーザープロセス・自己組織化など、非平衡プロセスや欠陥エンジニアリングを駆使した、エピタキシャル薄膜・ナノ材料の低温・相選択的合成。

新奇な巨大結晶構造をもつ新たな電子機能性薄膜材料の創製 薄膜・ナノ材料合成技術とトポケミカル反応・一軸圧縮結晶化などのプロセス融合による二次元層状・一次元長鎖構造の新規構築と物性制御。

アモルファス表面の原子レベルパターニングと半導体薄膜成長 単結晶モールドを用いた、ガラス・ポリマー表面の原子レベルパターニングと薄膜結晶成長による、フレキシブルデバイス形成技術の創成。

新奇な酸化物エナジーハーベスタ材料の創製 環境中のエネルギーを「収穫」する Energy Harvesting 技術に貢献する新しい酸化物結晶・アモルファス半導体薄膜の合成。

研究のキーワード

高結晶配向性 薄膜・ナノ材料合成
エピタキシャル成長、室温・低温合成、レーザープロセッシング、自己組織化、欠陥制御…
原子スケールパターンニング・形状制御
ナノインプリント、原子レベル形状転写、エキシマ光プロセス、表面エネルギー制御…
結晶材料:機能性セラミックス
ワイドギャップ半導体、透明導電性酸化物、超伝導材料、二次元・一次元構造結晶…
アモルファス材料:ガラス・高分子
酸化物ガラス・金属ガラス、ポリマー、熱可塑性・ガラス転移、無機・有機ハイブリッド…
エレクトロニクス材料
深紫外オプトエレクトロニクス、パワーエレクトロニクス、フレキシブルデバイス…
エネルギー変換材料
エナジーハーベスティング:太陽電池・熱電変換、紫外・可視応答光触媒…

研究成果公表

松田研では、日々の研究・教育活動を通じて得られた多くの研究成果を社会に広く公表しています。
博士号取得を目指す学生はもちろん、修士学生の成果も論文として投稿しています。
また毎年、教員と学生ともに国内はもちろん北米や欧州、オセアニア、アジアの諸国で開かれる学術会議・講演会において、研究発表を行っています。

国内学会 応用物理学会、日本セラミックス協会、日本MRS、電気学会、高分子学会…ほか
国際会議 米国Materials Research Society、材料学会国際連合 IUMRS…ほか

共同研究・産学連携

松田研では、キーワードに関連した共同研究・技術相談なども歓迎しています。産学連携に積極的に取り組むことで、材料科学・エンジニアリングの基盤的知見、要素技術を社会に役立てたいと考えます。
技術ニーズやシーズが邂逅し、各々では得がたい成果を共創することができれば大変嬉しく思います。

松田研との共同研究・産学連携にご興味がありましたら、下記アドレスより松田までご連絡ください。

東京工業大学では全学で産学連携を推進しています。研究・産学連携本部 も併せてご覧ください。

ご相談、見学のお問い合わせなど

研究室見学、受験希望の相談、共同研究、産学連携などご希望の方は、松田准教授まで電子メールでご連絡ください。
matsuda.a.aa@@m.titech.ac.jp